Work-life Balance仕事と家庭生活の調和

平成29年度認定

引越しや育児・介護など、職員の生活の変化に合わせた配置転換を積極的に行っている。介護支援専門員の更新研修の費用の負担や研修日を出勤扱いにするなど、スキルアップへの支援にも力を入れている。

家庭の事情での異動、柔軟に対応

県下最大級の社会福祉法人の慈恵会は、7市町で老人ホームやデイサービス施設などを運営している。そのため管理職と本部が連携し、引越しや育児、介護など職員個別の状況に応じて勤めやすい職場への異動を提案。安心して仕事を続けられる環境づくりに取り組んでいる。パートから正社員に転換することも可能で、キャリアアップを目指しながら働くことができる。

嘱託常勤職員の田原美穂さんは、下の子が1歳3ヵ月の頃に特別養護老人ホームでパートとして働き始めた。より責任を持って働きたいと、子どもが小学校に上がるタイミングで嘱託常勤職員の転向、現在働いている川辺町デイサービス施設に異動した。子どもが小学4年生と3年生でまだ手がかかるが、今後、夜勤もこなす正社員への転向も視野に入れている。

職員の子連れ出勤も可能で、介護職員の福井小由里さんは現在21歳の長男が子供の頃、長期休暇によく職場に連れてきた。「遊んで下さる利用者もいて心強かった」と振り返る。生き生きと働く福井さんの姿を見て育った長男は慈恵会に就職、介護職員として高齢者に優しく寄り添っている。

時間外労働削減に向けても工夫。社内の研修は、対象者全員が勤務時間内に受けられるように複数回開催。30分単位だった残業を5分単位に改め、終業5分前には着替えに行かせるなどの取り組みから、月平均3.3時間まで抑えることができた。今後も働きやすい職場を目指し、さらなる体制の構築に取り組んでいく。

3・9月(サンキュー)を「ありがとう月間」とし、職員同士や利用者から職員へなど、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちをカードに書いてもらい掲示している。

デイサービス施設利用者と談笑する田原美穂さん。職場と話し合い、子育ての段階に合わせて働き方を調整している。

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